犬と旅行、本当に連れて行くべきか|14歳の老犬と家族会議して初めて「犬の気持ち」を考えた話

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今年の夏、家族旅行を断念しました。

理由はシンプルで、14歳の老犬を連れて行けないからです。

毎年行っていた旅行を「今年はどうする?」と家族会議をしていたとき、ふと思ったことがありました。

「そもそも犬って、旅行に連れて行かれて嬉しいのか?」

これ、14年間一緒にいて一度も真剣に考えたことがなかったです笑。

犬が旅行を楽しんでいるかどうか、確認する方法がない。喜んでいるように見えても、慣れない環境でストレスを感じているかもしれない。快適な家でのんびり留守番している方が、ノーストレスなんじゃないか——。

人間のエゴと言ってしまえばそれまでですが、わりかし大事なことを見落としていた気がしました。

この記事では、老犬との旅行を断念した飼い主が「犬にとって旅行とは何か」を正直に考えた話をお伝えします。正解はありません。とはいえ、考えてみる価値はあると思っています。

この記事でわかること

✅ 犬にとって旅行はストレスなのか・楽しいのか
✅ 老犬と旅行を断念した正直な理由
✅ 「犬の気持ち」を14年間考えていなかった告白
✅ 旅行vs留守番、犬にとってどちらが快適か
✅ Tapoカメラで留守番を選んだ我が家の話
✅ 正解はないけど、考えたことで変わったこと

目次

今年の夏、旅行を断念しました|14歳の老犬と家族会議した結果

毎年恒例だった家族旅行。「今年はどこに行く?」という話になるのが毎年の流れでした。

でも今年は違いました。「今年はどうする?」という話になった瞬間、全員が少し黙った笑。

うちの老犬は14歳。2025年末に容態が急変して生死をさまよい、2026年2月に胆嚢摘出の大手術を経て奇跡的に復活してくれました。今も肝臓の数値は良くない状態が続いています。

「この子を連れて行けるか」「連れて行かずに泊まりで留守番させられるか」——どちらも無理でした。結論として今年の旅行は断念することにしました。

断念して気づいたこと

旅行を断念してから、改めて思ったことがあります。

これまで毎年旅行に連れて行っていたとき、「犬が旅行を楽しんでいるかどうか」を真剣に考えたことが一度もなかった。

移動中の車の中・慣れないホテルの部屋・知らない匂いだらけの場所——これ、犬にとって楽しいのか。それとも実はストレスだったのか。

「一緒に連れて行ってあげている」という気持ちでいたけど、それは完全に人間側の視点だったと気づきました。わりかし反省でした。

旅行を断念して初めて気づいたこと。 「14年間一緒にいて、犬の気持ちを確認しようとしたことが一度もなかった。」人間のエゴと言えばそれまでですが、これはわりかし大事なことを見落としていた気がします。

犬にとって旅行はストレスなのか|調べてわかったこと

「犬は旅行が好き」というイメージがあります。でも本当にそうなのか。調べてみました。

犬は「ルーティン」が好きな動物

犬は本来、毎日同じ時間に散歩して・同じ場所で寝て・同じ人間と過ごすことに安心感を覚える動物です。変化が少ないほど、犬にとってはストレスが少ない。

旅行はその逆です。いつもと違う車での長時間移動・知らない場所・知らない匂い・知らない音——全部が犬にとって「いつもと違う」の連続です。

「楽しそうに見える」は本当に楽しいのか

旅行先で走り回っている犬を見て「楽しそう!」と思うことがあります。とはいえ、犬の興奮状態には2種類あります。「楽しくて興奮している」と「不安・緊張で興奮している」です。

見た目は似ていることが多いです。飼い主が「楽しそう」と思っているとき、犬は実は「なんか変だ、警戒しなきゃ」という状態のこともある。

これ、わりかしショッキングな話でした笑。

ストレスになりやすい状況

特に以下の状況は犬にとってストレスになりやすいと言われています。

❌ 長時間の車移動 → 乗り物酔い・閉じ込められる不安
❌ 知らない場所での宿泊 → 慣れない匂い・音・空間
❌ 多くの人・犬との接触 → 社交的でない犬には特にストレス
❌ ルーティンの乱れ → 散歩・食事・就寝の時間が変わる
❌ 飼い主の興奮状態 → 人間が旅行で興奮していると犬も落ち着かない

逆に旅行が合う犬もいる

とはいえ、旅行が好きな犬もいます。社交的で好奇心旺盛な性格の犬・幼い頃から様々な環境に慣れさせてきた犬・車が大好きな犬——こういった子には旅行がいい刺激になることもあります。

「旅行が良い・悪い」ではなく「その犬の性格と状態次第」というのが正直なところです。

調べてわかったこと。

「犬が旅行を楽しんでいるかどうかは、犬の性格・年齢・慣れによって全然違う。」「連れて行ってあげている」という人間側の満足感と、犬にとっての快適さは別の話かもしれない。これ、わりかし大事な視点だと思います。

旅行vs留守番、犬にとってどちらが快適か

「泊まりの旅行に連れて行く」か「留守番させる」か。どちらが犬にとっていいのか。これ、正解がないです笑。とはいえ整理してみます。

旅行に連れて行くメリット・デメリット

メリットデメリット
飼い主と一緒にいられる移動のストレスがある
新しい刺激になる(好奇心旺盛な犬の場合)慣れない環境で不安になる犬も多い
長時間の分離不安を防げるルーティンが乱れる
飼い主が安心できる笑シニア犬には体への負担が大きい

留守番のメリット・デメリット

メリットデメリット
慣れた環境でリラックスできる飼い主がいない寂しさ・分離不安
ルーティンを崩さずに済む長時間の一人は体調変化に気づきにくい
移動のストレスがない何かあったときに対応できない
シニア犬には体への負担が少ない飼い主が心配で旅行を楽しめない笑

うちの老犬の場合

14歳・大手術後・肝臓の数値が良くない状態——この条件で考えると、旅行に連れて行くことのリスクは留守番のリスクより大きいと判断しました。

慣れた家・慣れた匂い・慣れたベッド——これが今のうちの犬には一番いい環境だと思っています。

とはいえ「家で留守番させるなんてかわいそう」という気持ちも正直あります。これ、飼い主の勝手な罪悪感なんですけどね笑。犬は「旅行に連れて行ってもらえなかった」とは思わないはずなので。

旅行vs留守番の正直な結論。

「正解はない。その犬の年齢・性格・健康状態で変わる。」でも「連れて行くことが愛情」という思い込みは一度手放してみる価値があると思います。

Tapoカメラで留守番を選んだ我が家の話

今年の旅行は断念しましたが、以前は日帰りで出かけることがありました。そのときに一番不安だったのが「留守中に何かあったら」ということです。

2025年末の容態急変を経験してから、外出中に「今この子は大丈夫か」という不安が常についてくるようになりました。

そこで導入したのがTapoカメラです。

Tapoカメラを入れてから変わったこと

スマホで24時間リアルタイムで様子が確認できます。外出先でも・夜中に目が覚めても・仕事中も——いつでも確認できる安心感は、導入前とは全然違います。

「正直、もっと早く買えばよかった」というのが本音です笑。

留守番をさせるなら、せめて「何かあったときにすぐ気づける環境」を作ることが飼い主にできる最低限のことだと思っています。

→ 詳しくはこちら:14歳シニア犬の見守りにTapoカメラを使ってみた話

ペットホテル・シッターという選択肢

泊まりの旅行で犬を家に置いていくわけにはいかない場合、ペットホテルやペットシッターという選択肢があります。

ペットホテルは環境が変わるストレスがあります。とはいえ、プロが見てくれるという安心感がある。シッターは自宅に来てもらえるので環境が変わらないメリットがあります。

老犬・持病がある犬の場合は、事前に獣医師に相談してから預け先を選ぶことをおすすめします。

正解はないけど、考えたことで変わったこと

「犬と旅行どうするか問題」に正解はないです。

とはいえ、今年の家族会議で「犬の気持ち」を初めて真剣に考えたことで、変わったことがあります。

「一緒にいること」より「快適でいること」を優先するようにした

以前は「一緒に連れて行ってあげたい」という気持ちが強かったです。でもそれって、飼い主側の気持ちです。犬にとっての快適さとは別の話かもしれない。

「一緒にいること」と「犬が快適でいること」が必ずしも一致しないこともある。これを意識するようになってから、日常のケアの見え方も少し変わりました。

「犬の気持ち」を考える習慣ができた

旅行の話をきっかけに「この子はどう感じているか」を考えるようになりました。

デンタルケアを嫌がっているときも「嫌だね、ごめんね」と思いながらやっています。サプリを飲ませるときも「これがこの子のためになるといいな」という気持ちを持つようになりましたし、たまにボーッと一点を見つめてる時なんかあると「何考えてるんだ?ボケてないよね?」と声をかけるようになりました笑

14年間一緒にいたのに、気づくのが遅すぎた笑。とはいえ気づいた今からでいいと思っています。

来年の旅行はどうするか

正直、まだわかりません。老犬の体調次第です。

連れて行ける状態なら一緒に行く。難しければ留守番を選ぶ。そのときの状態で家族で考える。それだけのことです笑。

「毎年旅行に行かなければならない」という義務感を手放したことで、逆に「行けるときに行こう」という気持ちになれた気がします。

「犬と旅行」について考えてわかったこと。

「正解はない。でも『犬の気持ちを考えること』自体に意味がある。」14年間一緒にいて初めて真剣に考えました。遅すぎますが笑、気づいた今からでいいと思っています

まとめ|犬と旅行、正解はないけど一度考えてみる価値はあります

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今年の夏、14歳の老犬のために旅行を断念しました。断念したことに後悔はないです。とはいえ「正しかったのか」は正直わかりません笑。

ただ、旅行を断念したことで「犬の気持ち」を初めて真剣に考えるきっかけになりました。14年間見落としていたものに気づかせてくれた、という意味では良かったと思っています。

✅ 犬は本来ルーティンが好きな動物・旅行は意外とストレスになることも
✅ 「楽しそうに見える」=楽しいとは限らない
✅ 旅行vs留守番の正解はない・犬の年齢・性格・健康状態で変わる
✅ 老犬・持病がある犬には慣れた環境での留守番が合う場合も多い
✅ 留守番させるならTapoカメラで見守れる環境を作ることが最低限
✅ 「一緒にいること」より「犬が快適でいること」を優先する視点が大事

「犬と旅行どうしよう」と悩んでいる飼い主さんへ。

正解はないです。でも「この子はどう感じているか」を一度考えてみることが、一番大切なことかもしれません。

人間のエゴと言われればそうかもしれない。とはいえ、考えること自体は愛情だと思っています。

14年間一緒にいて初めて「この子の気持ち」を真剣に考えました。遅すぎますが笑、気づいた今からでいいと思っています。

あわせて読みたい

→ 14歳シニア犬の見守りにTapoカメラを使ってみた話

→ 老犬の肝臓が悪いと言われた飼い主が2年間やり続けたこと

→ 犬の歯磨きに歯磨き粉はいらない|14歳シニア犬飼い主の正直なデンタルケア記録

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